
*A版B版各サイズの比率は1:√2の関係になっており、例えばA0の長辺1189mmを半分にすると
A1の短辺594mmになります。(小数点以下切捨て)
各用紙の長辺を半分に折るとひとつ下のサイズになるということです。
●[用紙の厚さ(重さ)]
米坪 (坪量)と連量(べいつぼ・れんりょう)
米坪 (坪量) - 1uの紙一枚の重さ(g)です。
連量 - 全判1,000枚(1連-いちれん)の重さ(s)です。
上質紙の70kg
*この場合は連量で、その判の紙が1連 (1,000枚) の重量を指します。
例えば上質紙「70kg」と呼んでいる紙の厚さは本来の表記は、四六判<70>となりこれは「四六判基準で70kg」という意味になります。そして、同じ重さの(=厚さの)上質紙はB判基準では「67.5Kg」(B判<67.5>と表記)になり、A判基準では「44.5Kg」(A判<44.5>)になります(これらは全て同じ紙を指します)
長3封筒の70g (正確には70g/u)
*この場合は米坪(坪量)で、その紙一枚の1u当たりの重量(g)を指します。
| 規格(A版) | 寸法 (mm) | 規格(B版) | 寸法 (mm) | |
| A0 | 841×1189 | B0 | 1030×1456 | |
| A1 | 594×841 | B1 | 728×1030 | |
| A2 | 420×594 | B2 | 515×728 | |
| A3 | 297×420 | B3 | 364×515 | |
| A4 | 210×297 | B4 | 257×364 | |
| A5 | 148×210 | B5 | 182×257 | |
| A6 | 105×148 | B6 | 128×182 | |
| A7 | 74×105 | B7 | 91×128 | |
| A8 | 52×74 | B8 | 64×91 | |
| A9 | 37×52 | B9 | 45×64 | |
| A10 | 26×37 | B10 | 32×45 |
●[タテ目とヨコ目]
| 紙の種類 | 紙の詳細 | 主な用途 |
| 上質紙 | 化学パルプ100%を使用している。(非塗工紙) | 一般に広く使われる。 |
| 中質紙 | 化学パルプと機械パルプを混ぜた紙。(非塗工紙) | 書籍の本文や別刷の新聞など。 |
| アート紙 | 表面に塗料を塗布し光沢をつけたもの。発色性が良い。 | 雑誌の表紙やポスター、カタログ、パンフレット、カレンダー等。 |
| コート紙 | アート紙より塗料の塗布量が少なく、光沢が少ない。 | 上に同じ。 |
| 淡クリームキンマリ | 非塗工紙でクリーム色なので目が疲れにくい。 | 書籍の本文などに多く使用される。 |
| 色上質紙 | 上質紙を顔料や染料などで着色したもの。何種類もの色がある。 | チラシ、メモ用紙、表紙ほか。 |
| エンボス紙 | 表面に布目や梨地、絹目などエンボス(emboss=浮き出し)仕上げをしたもの。 | チケットやカタログ、パンフレットや表紙などに使われる。 |
| ノーカーボン紙 | カーボン紙を使わずに複写できる。 | 伝票、複写式の申込書など。 |
| PPC用紙 | コピー機用紙でコピー機の特性に合わせてある。 | コピー用紙。 |
紙は製造される時に機械を流れる方向に目があり、一枚ずつカットされた時に目が揃えられます。
印刷・製本する際はこれを揃えないと印刷後に加工する場合、仕上がりの美しさに大きく影響します。
[dpi](dots per inch)
画像の密度を表す値。1インチの長さの中のドットの数を表す。
例 : 800dpi
[lpi](lines per inch)
印刷のキメの細かさを表す値。1インチ当たりの線の数を表す。
例 : 300lpi
[線数](せんすう)
フィルムの出力線数のこと。
通常の印刷物は175線。
●[主な印刷の種類]
[凸版印刷]
最も古い歴史を持つ印刷方式で、印鑑と同じ原理です。凸状の版をつくり、その凸部にインキを付着させて紙に転写します。版面は、刷り上がりに対して左右反転した鏡像になります。文字や漢字は、1字1字原稿に従って並べる「植字」という作業を行います。このため「植字」にかかる時間、版を収納しておくスペースなどの問題があるため、現在では平版印刷に取って代わられています。
(写真などの濃淡(階調)は、インキの濃淡で表現するのではなく、網点の大小によって表現されます。)
[凹版(グラビア)印刷]
この印刷方式は、写真の階調をもっとも忠実に再現する方法です。原理は凸版とは逆に、版面に凹部をつくり、そこにインキを詰めて紙に転写します。小さな凹部でできた版全体にインキを付け、そこから余分なインキをかき取ります。そうすると凹部にインキが残り、これを紙に押しつけて転写します。製版コストがやや高いため大量印刷する雑誌などでないと、採算が合わない場合があります。
(濃淡の表現には、網点ではなくインキの量で表現されます。凹部に浅い部分と深い部分をつくり、インキの付着する量によって濃淡を出します。濃くする部分には凹部を深くし、多量のインキが付着するようにします。薄くする部分には凹部を浅くします。さらにその濃度域が広く、写真などの階調を再現するにはもっとも適した印刷方法になります。)
[平版印刷] (オフセット及び紙版)]
この方式には凹凸がなく、インクの科学的な性質を利用して、平らな版にインクの付く部分と、付かない部分をつくります。画や線の部は油性にし、それ以外の文字の部分には水を含ませます。インキは油性なので画線部にのみ付着します。このように、水と油の性質を利用して印刷する方法です。オフセット印刷は、直接、版を紙に押しつける方法ではなく、一旦、ブランケットというゴムに転写してから、紙にもう一度転写します。よって版の像は、凸版印刷・凹版印刷とは違い、印刷物と同じ正像となります。このように、版を彫る必要もなく、科学的に変化させるだけですので、製版の時間と手間がかからず、コストも抑えることができます。今日では、ポピュラーな印刷方法となっています。
(画像の濃淡の表現は、凸版印刷と同じで、網点によって表現されます。)
オフセット印刷
通常の「オフセット印刷」と呼ばれる印刷方法は、データ化された原稿を、一旦フィルムに出力し、それを版に焼き付けて印刷する方法を指します。この方法は、写真などの画像の濃淡を忠実に再現できます。カラー印刷にも適応しています。
紙版印刷
別名「ダイレクト印刷」とも呼ばれ、アナログの原稿を版に焼き付けて印刷します。画像の濃淡表現は網点で表現されますが、鮮明さには欠けます。大量の枚数を印刷する場合は版が保たないので不向きです。
[その他の印刷]
凸版印刷・凹版印刷・オフセット印刷の3大版式以外にも、いくつか特殊印刷があります。その中のひとつ孔版印刷は、版に穴(孔)をあけ、そこからインキを透過させて紙に付着させる方法です。有名なところでは「プリントゴッコ」がそれにあたります。他には、一昔前に学校でよく使われていた、「ガリ版印刷」(謄写版印刷)なども同じです。スクリーン印刷はこの謄写版印刷の原理を利用しています。
二つ折
巻三つ折
外三つ折
巻四つ折
外四つ折
直角四つ折(8頁折)
⇒
二つ折り+巻三つ折(DM折)
[タテ目]
[ヨコ目]


●[本の各部の名称]
表紙 本身(中身)を保護するためのもの
天 本身(中身)の上の部分
地 本身(中身)の下の部分
背 本身(中身)を綴じた部分(角背と丸背がある)
小口(こぐち) 背の反対側の部分
のど 本身(中身)の綴じる側の部分
見返し 表紙を開いたところにある紙。表紙に糊付けされていないものを
遊び紙、糊付けされたものをきき紙と呼ぶ
束(つか) 本身(中身)の厚さのことで背側でなく小口側で測る
| サイズ 連量\米坪量 | 52.3 g/u | 64.0 g/u | 81.4 g/u | 104.7 g/u | 127.9 g/u | 157.0 g/u | 209.3 g/u |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 四六判(788×1091mm) | 45.0 kg | 55.0 kg | 70.0 kg | 90.0 kg | 110.0 kg | 135.0 kg | 180 kg |
| B判(765×1085mm) | 43.5 kg | 53.0 kg | 67.5 kg | 87.0 kg | 106.0 kg | 130.5 kg | - |
| 菊判(636×939mm) | 31.0 kg | 38.0 kg | 48.5 kg | 62.5 kg | 76.5 kg | 93.5 kg | - |
| A判(625×880mm) | 28.5 kg | 35.0 kg | 44.5 kg | 57.5 kg | 70.5 kg | 86.5 kg | - |
上質紙の厚さ(重さ)の換算表です